サルビアの育て方

サルビア

1.サルビアの基本情報

サルビアについて見ていきましょう!

サルビアの基本情報
■科 目:シソ科
■分 類:非耐寒性~耐寒性1・.2年草、多年草
■学 名:Salvia
■別 名:ヒゴロモソウ
■花言葉:燃える思い、知恵、尊重
■開花期:夏(7~10月)

サルビアの鉢植えや苗が買えるお店

サルビアを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
花屋やネットで購入できます。

2.サルビアの特徴

特徴

サルビアは、初夏から秋にかけて長い期間花が咲き、日本では1年草扱いです。
春まき1年草のサルビアは別名ヒゴロモソウ、宿根サルビアは別名セージと呼ばれています。
宿根性や1年草など品種がとても豊富にあり、観賞用や園芸用でも親しまれている花です。
また、病害虫にも強く、公園や街路などの公共花壇などに使われています。

日本では1年草扱いですが、原産地では宿根草なので、日本でも条件さえあえば越冬させることが可能です。
越冬させたい場合は、屋内などで5℃を下回らないような環境で管理します。

育て方のポイント

日当たりと水はけがよい場所で育てます。
乾燥には弱く、水切れすると生育が悪くなるので、乾燥させないように注意します。

3.サルビアの育て方

サルビアは、種まきか、苗から育てるのが一般的ですが、初心者は苗から育てるのがおすすめです。

庭植えの場合は、水はけのよい場所に、堆肥や腐葉土をすき込んでポット苗を植えます。

鉢植えの場合には、市販の草花用の培養土を使用しても問題なく育ちます。
自分で配合する場合には、赤玉土6、腐葉土3、バーミキュライト1の割合に配合し、緩効性化成肥料を混ぜ込みます。
市販の草花用培養土も利用できます。

サルビアをたくさん植えたいときには、種まきをします。
サルビアは南米原産の植物なので、暖かくならないと発芽しません。
4月下旬〜5月上旬の暖かくなった頃に育苗トレーに種をまき、本葉2~3枚になったらポットに移植します。
本葉7~8枚に育ったら、6月頃までに鉢や庭に植え付けをします。

4.サルビアの手入れ

水やり

水やり

サルビアは、水切れを起こすと下葉が枯れて落ちてしまい、生育が悪くなります。
鉢植えの場合には、土の表面が乾いていたらたっぷりと水やりをします。
常に水が湿っている状態では、根腐れの原因となるので注意します。
庭植えの場合には、植え付け時にたっぷりと水やりをすれば、その後は必要ありません。

追肥

開花期間が長いなので、鉢植え、庭植えとも定期的に追肥を施します。
緩効性肥料を月に1回、または液体肥料を月に3回程度施します。

花がら摘み

花が咲き終わったら、花がら摘みをこまめに行い、次の花に栄養をまわします。

増やし方

サルビアは、種をまいて増やします。
宿根草のサルビアは、挿し木か株分けで増やすことができます。

植え替え

1年草扱いのサルビアは、植え替えの必要はありません。
越冬させたい場合は、一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けをします。

5.サルビアに発生する病気と害虫

主な病気

サルビアは、病気の心配はほとんどありません。
枯れる原因としては、水切れや直射日光の当たりすぎが考えられます。
夏の暑い時期には、強い直射日光がずっと当たらないようにします。

主な害虫

主な害虫として、アブラムシ、ヨトウムシがあります。
アブラムシは、肥料の窒素分が多いと発生しやすいので、多肥に注意します。
大量に発生した場合は、殺虫剤で駆除します。

ヨトウムシは、昼間は土の中に隠れている夜行性の虫です。
葉や茎を食害するため、土を掘って見つけたら捕殺します。

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