1.エリスロニウムの基本情報
エリスロニウムについて見ていきましょう!
■分 類:秋植え球根
■学 名:Erythronium
■別 名:セイヨウカタクリ
■花言葉:嫉妬
■開花期:早春(3~4月)
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2.エリスロニウムの特徴
特徴
エリスロニウムは、別名カタクリと呼ばれることが多く、早春に花を咲かせる非常に可愛らしい植物です。
春の訪れを告げる花としても知られています。
多くの草花が眠っている季節に真っ先に花を咲かせ、他の植物が大きくなる頃には花が咲き終わって休眠してしまいます。
1つの株に1輪の花を咲かせる奥ゆかしさと、気温の低い日には、花が閉じて開かないことも特徴になっています。
自生種のカタクリは激減していますが、「パゴダ」のような丈夫な園芸品種を入手することができます。
花姿は似ていて、いろんな花色を楽しむことができます。
育て方のポイント
エリスロニウムは、自然環境下で生育する植物のため栽培難度が少し高くなります。
また、直射日光に長時間当たると葉が焼けて枯れることもあります。
生育期は半日陰で管理し、その後は日陰で管理します。
3.エリスロニウムの育て方
エリスロニウムは、秋に球根を植え付けると翌年の春に花を咲かせます。
乾燥していない球根を入手したら、すぐに植え付けます。
庭植えの場合は、自然下と同じような環境が好ましいため、落葉樹の下などに植えます。
暑さに弱いため、半日陰で水はけの良い場所に深植えにします。
用土は、腐葉土をよく混ぜ合わせて、土を20㎝ほど盛り上げた場所に植えると水はけがよくなります。
鉢植えの場合は、赤玉土か鹿沼土、腐葉土に、軽石または川砂を加えます。
赤玉土4:腐葉土2:軽石4の割合で配合し、植え付けます。
鉢植えは、葉が黄色くなり始めたら、明るい日陰へ鉢を移動します。
高温を嫌い温度変化にも弱いため、夏の間は涼しい日陰に置きます。
寒さには強い植物ですが、凍結する寒冷地では屋内で管理する必要があります。
4.エリスロニウムの手入れ
水やり
鉢植えは、表土が乾燥してきたら水を与えます。
過湿にならないように注意します。
庭植えの場合は、特に必要ありません。
追肥
11月~4月の成長期に、固形肥料または液体肥料を与えます。
花がら摘み
花が咲き終わったら、株を弱らせないようにするため、早めに花がら摘みを行います。
増やし方
球根は、6月~7月に株を掘り上げて分球します。
種は採種が難しく、開花まで5年以上かかります。
植え替え
鉢植えは2~3年に1回植え替えます。
庭植えの場合は、植え替えしなくても花を咲かせます。
5.エリスロニウムに発生する病気と害虫
主な病気
エリスロニウムには、さび病が発生します。
葉に赤茶色の粉がついたような病斑が発生し、葉が変形して花も咲かなくなってしまいます。
感染した葉は、切り取って処分します。
主な害虫
害虫の心配はあまりありません。
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