1.サザンクロスの基本情報
サザンクロスについて見ていきましょう!
■分 類:非耐寒性常緑低木
■学 名:Crowea
■別 名:クロウエア
■花言葉:願いをかなえて、まだ見ぬ君へ、光輝
■開花期:夏(5~11月)
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2.サザンクロスの特徴
特徴
サザンクロスは、オーストラリア原産の常緑低木で、星形のピンクや白色の花をつけるのが特徴です。
5枚の花びらが星形に開き、南半球の星座「南十字星」を思わせることから、サザンクロスの名が付いたとされています。
正式名はクロウエアと呼ばれ、一般的に「サザンクロス」の名で流通しています。
葉は明るい緑色で、葉に触れるとミカンなどの柑橘類の香りがします。
サザンクロスは丈夫で育てやすく、真夏を除いた初夏から秋にかけて楽しむことができます。
育て方のポイント
日当たりと水はけの良い場所で育てます。
3.サザンクロスの育て方
サザンクロスは、3月頃に苗を植え付けて育てます。
暖地では庭植えもできますが、一般的には鉢植えにします。
鉢植えの場合は、市販の観葉植物用の土を利用すると手軽です。
自分で用土を作る場合は、赤玉土小粒5、腐葉土4、川砂1などの割合で配合します。
春から秋の期間は、日当たりと風通しの良い場所で育てます。
高温多湿に弱いため、梅雨は軒下に移動して雨が当たらないようにし、真夏は半日陰の場所に移動します。
冬は室内の日当たりの良い場所で管理し、3月頃に一回り大きな鉢に植え替えます。
庭植えの場合は、水はけがよく、夏に半日蔭になるような場所が適しています。
酸性土を好むので、苦土石灰を混ぜ込まないように気を付けます。
水はけが悪い場所では、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけを良くしておきます。
4.サザンクロスの手入れ
水やり
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
夏場は、水切れにならないように注意します。
庭植えの場合は、極端に乾燥しない限り降雨のみで大丈夫です。
追肥
4~7月と9~10月の生育期に、緩効性化成肥料または液体肥料を定期的に施します。
切り戻し
切り戻しは、3月もしくは7月に行います。
初夏の花後に半分程度に切り戻すと、秋にまた花が咲きます。
増やし方
さし木で増やすことができます。
5~6月頃に、枝を4~5節の長さに切って下の葉を取り除き、水揚げをしてから用土に挿します。
植え替え
鉢植えの場合は、根詰まりを起こしやすいので、1~2年に1回、一回り大きな鉢に植え替えます。
5.サザンクロスに発生する病気と害虫
主な病害虫
病害虫はほとんど発生しませんが、まれにアブラムシやカイガラムシが発生することがあります。
風通しを良くして予防し、アブラムシが発生した場合は、早めに薬剤で駆除します。
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