1.イベリスの基本情報
イベリスについて見ていきましょう!
■分 類:耐寒性多年草
■学 名:Iberis
■別 名:キャンディタフト
■花言葉:初恋の思い出
■開花期:春(3~6月)
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2.イベリスの特徴
特徴
イベリスは、小花が集まって砂糖菓子のような形を作り、見た目の可愛らしい花で、キャンディタフトの英名で親しまれています。
イベリスは、スペイン国の昔の名前であるイベリアに由来しており、この地域に多く自生していることから付けられました。
イベリスは、草丈20~30㎝で花茎の先に小花をたくさんつけるので、よく目立ちます。耐寒性もあり、丈夫で育てやすい花です。
育て方のポイント
イベリスは、日当たりと水はけの良い場所で育てるようにします。また、移植を嫌うので、植え付けるときに根鉢を崩さないようにします。
3.イベリスの育て方
イベリスの苗を選ぶ段階では、葉の色が鮮やかな緑色で生き生きとしているものを選びます。
すでに花が咲いている株であれば、できるだけ蕾の多いものの方が長く楽しむことができます。
イベリスの種は安価ですが、苗からの方が失敗は少ないので、苗から育てる方が手軽です。
種から育てる場合は、種まきの時期は9月中旬が適期となります。
イベリスの用土は、一般的な草花用培養土が利用できます。
庭植えの場合は、植え付け場所にあらかじめ苦土石灰をまいて、土壌を中和しておきます。
鉢植えの場合も庭植えの場合も、窒素肥料の与えすぎに気を付けます。窒素肥料が多いと徒長するため、植え付けの際には緩効性肥料を施すようにします。
庭植えの場合は、植える場所をよく考えて植え付けるようにします。
イベリスの根は直根性のため、移植を嫌います。植え付けの際には、根を崩さないようにします。また、多湿を嫌うため、水のやりすぎにも注意が必要です。
多年草であるセンペルビレンス種は、夏の高温多湿が苦手ですので、夏場になったら強い日差しが当たらず、なおかつ涼しい場所で育てるようにします。
4.イベリスの手入れ
季節の管理
イベリスは、刈り込みをしないと株元が蒸れてしまうので、冬になる前に刈り込みをしておくと、綺麗な株の状態を維持することができます。
水やり
イベリスの鉢植えの場合は、土が乾き始めたら午前中の時間帯にたっぷりとあげるようにします。
庭植えの場合は、水やりの必要はありません。
追肥
イベリスに追肥は特に必要ありません。
花がら摘み
イベリスは、多花性なので開花中はこまめに花がら摘みをします。
増やし方
イベリスの増やし方は、一年草と多年草のものとで異なります。一年草のものは種で増やすことができ、多年草のものは株分けか、さし芽で増やしていくことが可能です。
植え替え
鉢植えの場合は、根が詰まってきたら植え替えをします。移植を嫌いますから、根を崩さないようにして、ひと回り大きな鉢へ移し替えます。
5.イベリスに発生する病気と害虫
主な病気
イベリスは、多湿になると灰色かび病が発生しやすくなります。
日当たり、風通し、水はけをよくして予防します。水はけの良い土にすることも、効果的な予防対策となります。
主な害虫
イベリスの主な害虫は、アブラムシです。気付きにくい害虫ですが、花や葉の状態を確認して、早期発見と駆除を行うようにします。
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