イポメアの育て方

イポメア

1.イポメアの基本情報

イポメアについて見ていきましょう!

イポメアの基本情報
■科 目:ヒルガオ科
■分 類:非耐寒性つる性多年草
■学 名:Ipomoea
■別 名:スイートポテト、サツマイモ
■花言葉:―
■観葉期:カラーリーフ(5~10月)

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2.イポメアの特徴

特徴

イポメアは、サツマイモの一種で観賞用として親しまれています。
イポメアは、中南米を原産に、世界の熱帯~温帯地域にかけて自生しているのが特徴です。
イポメアの種類は650以上とされているので、とても種類の多い植物だといえるます。
黄緑色の葉をつける「テラスライム」、矛形の葉が銅葉色の「ブラッキー」、緑色の地に白や赤い斑が入る「トりカラー」などがあり、庭植えにすると地下にイモができます。

育て方のポイント

イポメアの育て方のポイントは、なるべく日光に当てて十分に水と肥料を与え、いくつかの病害虫に気をつけることです。
冬は直射日光を避け、やや乾燥気味に育てることがイポメアにとって良い育て方となります。

3.イポメアの育て方

育て方

イポメアは、多湿に強い植物なので、日当たりの良い戸外に置いておくだけで簡単に育てることができます。
熱帯地域で自生するほどなので、夏の蒸し暑い日本でも問題なく耐えられます。

イポメアを庭植えする場合、水はけが良くない時は、腐葉土で入れて水はけをよくします。
肥料は、元肥として牛糞や堆肥を植え付けの際に混ぜておきます。

イポメアを鉢植えする場合は、赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で土を配合します。
植え付けが完了したら水やりをしますが、生育期間中は土が乾いてきたらたっぷりと与えます。

4.イポメアの手入れ

水やり

水やり

イポメアの水やりは、春から秋にかて、土が乾燥したら水をあたえます。
頻繁な水やりは不要ですが、定期的に観察して乾燥状態を確かめることが必要です。
冬は逆に、やや乾燥気味にして育てるようにします。葉が残っている場合は、霧吹きで葉に吹き掛ける程度にします。

追肥

イポメアの追肥は、春~秋の期間に2か月に1回、緩効性の化成肥料を与えます。
液体肥料の与える場合は、2週間に1回の頻度で施します。

増やし方

イポメアの増やし方は、6月~9月の間にさし芽で増やします。茎を10㎝程度に切り、先端の葉を2~3枚残して茎を用土に挿します。

植え替え

イポメアは霜に弱く、傷んだり枯れる場合があるので、気温が暖かくなる春まで待ってから、一回り大きな鉢に植え替えるのが理想的です。

5.イポメアに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

イポメアに発生しやすい主な病気は、黒斑病と立枯病で、生育期間の春から秋の間に発生します。黒斑病の正体はカビで、一度発症すると胞子が増殖して周囲にも影響を与えます。
黒斑病は薬剤で対処できますが、立枯病は発生すると手の打ちようがないので、発病してしまった苗は処分します。

主な害虫

イポメアの主な害虫はアブラムシで、春から秋にかけて新葉の裏側に発生することがあります。
見つけ次第駆除します。数が多い場合は、殺虫剤を使用して駆除します。

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