バコパの育て方

1.バコパの基本情報

バコパについて見ていきましょう!

バコパの基本情報
■科 目:ゴマノハグサ科
■分 類:半耐寒性常緑多年草
■原 産:南アフリカ
■学 名:Sutera
■別 名:ステラ
■花言葉:小さな強さ
■開花期:4~11月

バコパの鉢植えや苗が買えるお店

バコパを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
花屋やネットで購入できます。

2.バコパの特徴

バコパは南アフリカ原産で、ゴマノハグサ科の常緑多年草です。花つきがよく長期間咲き、病害虫にも比較的強いので、育てやすく人気があります。

柔らかい茎がよく分枝し、小さな花が株を覆うように咲きます。枝垂れて育つので、ハンギングバスケットやコンテナの縁取りなどに最適です。

育て方のポイント
  • 日当たりと風通しのよい場所を好む。
  • 夏の高温多湿が苦手なので、切り戻して半日陰で管理する。
  • 水はけのよい弱酸性土壌を好む
  • 水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと。
  • 挿し芽で増やすことができる。
  • 病害虫は比較的発生しにくい。

3.バコパの育て方

育て方

苗からの育て方

苗を購入する

10月ごろからポット苗、早春から開花株が出回るので購入します。

▼良いもの
・株が締まっていて、ボリュームがあるもの
・よく分枝していて、間延びしていないもの
・葉数が多く、葉色がよいもの
・つぼみが多くついているもの

苗の植えつけ
適期:3~5月、9~10月
鉢植えの場合
用土 水はけのよい土を好むので、赤玉土(中)5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土など
元肥 リン酸分の多い緩効性化成肥料を少量
  1. 鉢の大きさは、いまの苗が入っているものよりも、ひと回り大きなものを選びます。
  2. 鉢穴より少し大きめの鉢底ネットを、鉢穴の上に置きます。
  3. 鉢底石を、鉢の底が隠れる程度まで入れます。
  4. 鉢の深さの「3分の1」くらいまで土を入れて、根鉢をくずさないように苗を置きます。
  5. 土の表面が鉢縁より1~2cmほど低くなるように、残りの土を入れて高さを調整します。
  6. たっぷりと水を与え、2~3日は半日陰に置いて苗を安定させた後、日当たりと風通しの良い場所に移動させます。
地植えの場合
場所 日当たりと風通しのよい場所で、夏は西日を避ける
土壌 水はけのよい弱酸性土壌を好む
元肥 リン酸分の多い緩効性化成肥料を少量
  1. 苗を植える2週間くらい前から、土に堆肥や腐葉土を混ぜてよく耕しておきます。
  2. 植え穴をあけて根鉢をくずさないように置きます。
  3. 深植えしないように注意して、軽く根元を押さえて安定させます。
  4. 株元にたっぷりと水を与えます。

4.バコパの手入れ

水やり
鉢植えの管理場所
冬越し 【戸外/室内】霜のあたらない軒下や、日当たりのよい窓辺
夏越し 【戸外】風通しのよい半日陰で西日を避ける
春・秋 【戸外】日当たりと風通しのよい場所
水やり
鉢植えの場合

▼水やりのタイミングは?

「土の表面が乾いたら、たっぷりと」を目安にします。

▼水やりの方法と注意点は?

花・葉・茎に水が直接かからないように、鉢土に静かに注ぐようにします。鉢底から余分な水が流れ出るまで、たっぷりと与えましょう。そうすることで、土中に溜まった老廃物や古い空気が押し出され、新しい空気が流れ込んで根の呼吸を促します。また、鉢皿の水は溜めずにこまめに捨てましょう。

▼水を与えすぎると根腐れの原因に

土がまだ湿っている状態で、やみくもに水を与え続けると、根が窒息を起こして枯れてしまいます。そこに腐敗菌がとりつくことで、ますます根の状態が悪化します。これが「根腐れ」です。

根腐れの状態では水を吸い上げることができないので、葉がしおれてきます。これを見て、まだ水が不足していると勘違いして水を与え続けると、回復不能になってしまいます。

地植えの場合

植え付けのときにたっぷりと水を与えておけば、基本的に水やりの心配はありません。花壇に植えた植物は地中に広く根を張り、水分吸収効率がよくなっているので、自然に雨が降れば十分です。

ただし、土が白っぽくなって完全に乾いているときや、雨だけでは補えないときなどは水やりが必要です。花・葉・茎に水が直接かからないように、静かに与えましょう。

追肥

春と秋に、薄めた液体肥料を水やり代わりに施します。

花がら摘み

開花中に咲き終わった花はひとつずつ丁寧に摘んでいきましょう。

しおれた花をそのまま放っておくと、養分が種を作るために使われるので、開花期が短くなってしまいます。

また、しおれた花は病害虫の原因になるので、落ちた花びらなどもこまめに拾って清潔に保つようにしましょう。

切り戻し
適期:6~9月

高温多湿に弱いので、茂りすぎて株が蒸れてしまう前に、込み合った葉茎は適宜切り取って風通しをよくしておきます。

挿し芽
適期:3~6月、9~10月
  1. 少し固めの若い茎を5cmくらい切り取ります。この切り取った部分を「挿し穂」といいます。
  2. 挿し穂の下半分にある葉を摘み取ります。
  3. 土に挿す部分をカッターで「斜め」に切って、吸収効率を上げます。
  4. 切り口を、水の入った容器に30分~1時間ほど浸けておきます。葉は水に浸けないようにします。
  5. 発根剤を切り口につけます。なければそのまま挿しても大丈夫です。
  6. 湿らせた挿し芽用土に植えます。棒で土に穴をあけて、挿し穂をさして土で固定します。
  7. 静かにたっぷり水を与えます。
  8. 直射日光を避け、半日陰で管理します。用土の表面が乾いたら水をやります。
  9. 少しずつ日に当てる時間を増やし、3~4週間したら、手で軽く引っ張ってみます。抜けずに手応えがあれば発根しています。
  10. 発根したら丁寧に掘り出し、1株ずつポットや鉢に移植して日当たりのよい場所で育てます。

5.バコパに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

病気には強いほうですが、水のやり過ぎによる根腐れには注意します。

主な害虫

アブラムシ

▼症状

緑色や黒色をした小さな虫が群がって大量に発生します。植物に寄生して汁液を吸うため、生育がそこなわれます。甘い分泌液を出し、これにアリが集まるためアリマキとも呼ばれます。また、ウイルスを媒介して多くの病気を誘発します。

▼発生時期

4~6月、9~10月がピーク

▼予防と対策

  • 日当たりと風通しをよくし、発見したらすぐにピンセットや割り箸などでつまんで捕殺します。
  • 反射光を嫌うので、アルミホイルを敷いておくと寄り付きにくくなります。
  • アブラムシに牛乳を直接吹きかけると窒息死します。
  • 殺虫剤には比較的弱いので、市販の薬剤で簡単に退治できます。

バコパの育て方を読んだあなたにおすすめの記事: