マーガレットの育て方

マーガレット

1.マーガレットの基本情報

マーガレットについて見ていきましょう!

マーガレットの基本情報
■科 目:キク科
■分 類:半耐寒性多年草
■学 名:Argyranthemum
■別 名:モクシュンギク、パリデージー
■花言葉:恋占い
■開花期:春(3~6月)

マーガレットの鉢植えや苗が買えるお店

マーガレットを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
花屋やネットで購入できます。

2.マーガレットの特徴

特徴

マーガレットは、別名モクシュンギクと呼ばれています。
草丈は60~100㎝で、冬から初夏にかけて、清楚なキク花状の花を咲かせます。
関東地方以西では、霜に気をつければ戸外でも越冬することが可能です。
花の色や形、大きさもさまざまな品種があり、白、黄色、ピンクの花を咲かせます。

育て方のポイント

マーガレットは、高温多湿が苦手な植物です。
日当たりと水はけを良くして、やや乾燥ぎみに育てます。

3.マーガレットの育て方

育て方

マーガレットは、12~5月に苗が出回ります。
品種によって、花色や大きさなどが異なるので、よく確かめて入手します。
寒さに弱いため、鉢に植えて育てるのがおすすめです。

庭植えの場合は、日当たりと水はけの良い場所に植え付けます。
秋にも植え付けできますが、3〜5月がおすすめです。
酸性土を嫌うので、苦土石灰を用土に混ぜて中和しておきます。
用土は、砂質の土に、堆肥と少量の暖効性化成肥料を混ぜ込みます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を利用できます。
水はけのよいアルカリ性の土を好むので、苦土石灰を混ぜておきます。
苗よりも一回り大きな鉢を用意し、鉢の底に軽石と土を入れて植え付けます。
12~4月頃までは、日当たりのよい室内で管理し、梅雨の時期は、雨の当たらない場所へ移動させます。

4.マーガレットの手入れ

水やり

水やり

マーガレットは加湿を嫌うので、水やりはできる限り控えめにします。
水やりの際は、花に水をかけないように株元にあげます。
鉢植えでは、土の表面が乾いたらたっぷりと与え、過度な水やりには注意します。
庭植えの場合は、水やりの必要はほとんどありません。

追肥

花付きを良くしたい場合は、春と秋に暖効性肥料を置き肥します。
夏は成長が止まる時期ですので、追肥の必要はありません。

花がら摘み

咲き終わった花は、茎の根元から摘み取ります。黄色くなった古い葉も摘み取り、風通しをよくします。
花が一通り終わったら、伸びた草丈を半分程度に切り戻すと、翌春にきれいな花を咲かせます。

増やし方

さし芽で増やします。芽の先端を長さ5~7cmに切り取り、2~3枚の葉を残して吸水させた後、水はけの良い用土にさします。

植え替え

鉢植えは、根詰まりを起こしやすいので、毎年一回り大きな鉢に植え替えます。

5.マーガレットに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

主な病気には、立枯病があります。
茎や葉に病斑が付くことが特徴で、連作をすると発症しやすくなります。
30℃を超える日が続くと発生しますが、水やりを控えて乾燥気味にして予防します。

主な害虫

主な害虫には、アブラムシ、ヨトウムシ、センチュウがいます。
アブラムシは、若い葉に発生しやすいので、こまめに葉を確認して見つけ次第駆除します。
大量に発生した場合は、殺虫剤を利用します。

ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、夜に活動することから夜盗虫と呼ばれています。
春と秋によく発生し、葉に卵を産み付けるので捕殺するか、葉ごと切り取るようにします。

センチュウは、根に寄生する害虫で発見しにくい特徴があります。
寄生すると薬剤が効かないので、植え付けの際に薬剤を散布します。

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