ヤグルマギクの育て方

ヤグルマギク

1.ヤグルマギクの基本情報

ヤグルマギクについて見ていきましょう!

ヤグルマギクの基本情報
■科 目:キク科
■分 類:秋まき一年草
■学 名:Centaurea cyanus
■別 名:ヤグルマソウ、セントーレア、コーンフラワー
■花言葉:優雅、デリカシー
■開花期:春(4~6月)

ヤグルマギクの鉢植えや苗が買えるお店

ヤグルマギクを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
花屋やネットで購入できます。

2.ヤグルマギクの特徴

特徴

ヤグルマギクは別名ヤグルマソウ、セントーレアとも呼ばれていて、多くの人たちから親しまれています。
名前の由来は、放射状に咲く花の形が矢車に似ていることから名付けられました。
草丈は30cm~100cmほどで、青、紫、赤、ピンク、白、複色の花を付けます。
原種は一重咲きですが、園芸用では八重咲きのものが出回っています。
乾燥しても色あせないので、ドライフラワーにも向いています。

育て方のポイント

日当たりと水はけの良い場所で育てます。
やせ地や荒れ地で育つほど丈夫ですから、水や肥料をあまり必要としません。

3.ヤグルマギクの育て方

育て方

ヤグルマギクの苗は、晩秋から春にポット苗が出回ります。
根が傷むと枯れてしまうので、根についた土は崩さずに植え付けます。

地植えは、日当たりと水はけのよい場所を選び、株間を20~30cm空けて植え付けます。
植え穴に、堆肥や腐葉土、川砂を混ぜて水はけをよくします。
植え付け時に、緩効性化成肥料を混ぜ込んでおくと、追肥を施す必要はありません。

鉢植えは、苗よりも一回り大きい鉢に植え付けます。
赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で混ぜた土がおすすめです。
市販の草花用培養土でもかまいません。

ヤグルマギクは、種から育てることもできます。
種まきの時期は、地域によって適期が異なります。
育苗ポットに用土を入れ、種が重ならないように2、3粒ずつまきます。
発芽して本葉5~6枚になったら、生育のよい株を鉢や花壇に植え付けます。

4.ヤグルマギクの手入れ

水やり

水やり

鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
多湿にならないように注意します。
庭植えの場合は、水やりの必要はありません。

追肥

鉢植えは、置き肥を月1回、または液体肥料を月2~3回施します。
庭植えは、植え付け時に肥料を施すと追肥の必要はありません。

花がら摘み

花後は、こまめに花がらを取り除きます。
放任すると見た目も良くありませんし、種に養分を取られてしまいます。

増やし方

種まきで増やします。咲き終わった花から、採種することもできます。
種は、育苗ポットにまいて育て、本葉5~6枚くらいで定植します。
発芽率が高いので、花壇に直まきもできます。

植え替え

植え替えの必要はありません。

5.ヤグルマギクに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

主な病気に、うどんこ病があります。
うどんこ病は、茎や葉がうどん粉をまぶしたように白くなる病気です。
光合成ができなくなって枯れてしまうので、薬剤を散布して拡大を防ぎます。
病気にかかった部分は切り落とし、風通しをよくして病気を予防します。

主な害虫

アブラムシが発生することがあります。
春先に、新芽や茎、葉の裏などに繁殖するので、見つけ次第駆除をします。

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