ハーデンベルギアの育て方

ハーデンベルギア

1.ハーデンベルギアの基本情報

ハーデンベルギアについて見ていきましょう!

ハーデンベルギアの基本情報
■科 目:マメ科
■分 類:半耐寒性常緑つる植物
■学 名:Hardenbergia violacea
■別 名:コマチフジ、ヒトツバマメ
■花言葉:過去の愛、奇跡的な再会、広き心
■開花期:春(3~5月)

ハーデンベルギアの鉢植えや苗が買えるお店

ハーデンベルギアを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
花屋やネットで購入できます。

2.ハーデンベルギアの特徴

特徴

ハーデンベルギアは、つる植物で低木に属しています。可憐な花なのですが、つる性ですので高さは2mを超えることもあります。
ハーデンベルギアは、紫色の胡蝶蘭(コチョウラン)を小さくしたような花の形をしているのが特徴です。
別名は、コマチフジ(小町藤)やヒトツバマメとも呼ばれており、その名前のように小さな藤の花のように咲きます。
花色は紫色が多いのですが、白やピンクといった色もあります。

育て方のポイント

庭植えの場合は、日当たりと水はけのよい場所で育てます。
鉢植えは、寒冷地では冬期に凍らないように室内で育てます。

3.ハーデンベルギアの育て方

育て方

ハーデンへルギアの苗は、12月から園芸店などで販売されます。
凍結すると花や蕾が傷むので、0℃以下にならないようにして管理します。

用土に関しては、水はけさえよければどのような土でも育ちます。
一般に市販されている草花培養土で十分です。

庭植えの場合は、日当たりと水はけが良い場所に植え付けます。
植え付け時に、培養土をすき込んでおきます。
開花時に栄養を必要とするので、緩効性の化成肥料または液体肥料を少量施します。
冬越しをする場合は、株もとにマルチングをして霜よけ対策を行います。

鉢植えの場合は、オベリスクやあんどん仕立てにすることが多いです。
用土を自分で作る場合は、赤玉土小粒5、腐葉土3、川砂2の割合で配合します。
夏の時期は、極端な乾燥や強い日ざしを避け、半日陰に置くようにします。
寒冷地では、冬期は凍らないように室内で管理します。

4.ハーデンベルギアの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
特に、開花前は花を咲かせるために多くの水を必要とします。
夏の時期はすぐに水切れしてしまいますが、多湿にならないように水を与えます。
庭植えでは、根付いてしまえば水やりの必要はありません。
冬の時期は、日中の暖かい時間帯に水やりをします。

追肥

ハーデンへルギアは、あまり肥料は必要ありません。
開花後に緩効性の化成肥料または液体肥料を少量施します。
肥料を与え過ぎると、花が咲きにくくなるので注意します。

花がら摘み

花が終わった後は、花がらをきれいに剪定し、枯れている茎や葉を切り落とします。
夏の終わり頃から翌年の花芽が付き始めますので、花芽を切らないように注意します。

増やし方

5月~6月の時期に、さし木でふやします。
つるを2節程度で切り取り、葉を2枚残して用土にさします。

植え替え

鉢植えの場合は、根鉢の底から根が飛び出してきたら、二回り大きな鉢に植え替えます。
用土も新しいものに取り替えます。

5.ハーデンベルギアに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

病気の心配は、ほとんどありません。
水はけが悪いと根腐れを起こし、枯れる原因になるので注意します。

主な害虫

主な害虫に、ハダニとアブラムシがあります。
ハダニは、乾燥する時期に発生しやすく、葉の裏に潜んでいることが多いです。
ハダニは水を嫌うので、定期的に霧吹きなどで葉の裏に水をかけて予防します。

アブラムシは、柔らかい葉やつぼみにつきます。
葉や茎に群生し、葉などを吸汁して株の生育を阻害します。
繁殖力が強いので、見つけ次第駆除します。

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