ネメシアの育て方

ネメシア

1.ネメシアの基本情報

ネメシアについて見ていきましょう!

ネメシアの基本情報
■科 目:ゴマノハグサ科
■分 類:秋まき一年草/耐寒性・半耐寒性多年草
■学 名:Nemesia
■別 名:ウンランモドキ
■花言葉:正直、偽りのない心
■開花期:春(3~6月、宿根草は10~12月)

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2.ネメシアの特徴

特徴

ネメシアは、南アフリカ原産の一年草もしくは宿根草で、和名でウンランモドキと呼ばれています。
草丈は約20cmで、花の大きさは2~2.5cmです。
花色は、青色,白色,黄色,橙色,赤色や複色などたくさんあります。
鉢植えや花壇のほか、寄せ植えの素材としても人気があり、春から秋まで花を楽しませてくれます。

育て方のポイント

水はけと日当りのよい場所で育てます。

3.ネメシアの育て方

育て方

ネメシアは、春先に出回るポット苗を購入して育てると簡単です。

庭植えの場合は、日当たりと水はけがよく、風通しのよい場所を選びます。
用土は、腐葉土を土に混ぜ込み、元肥に緩効性化成肥料を入れます。
株同士の間隔は15~20cmほど空けて、株が蒸れないようにします。
植付け時期は、4~5月が適しています。

鉢植えの場合は、5号鉢(口径15㎝)に1株を目安にします。
用土は、市販の草花用培養土を使用すると手軽です。
自分で作る場合は、赤玉土小粒5、腐葉土3、川砂2の割合で配合し、緩効性化成肥料を混ぜあわせます。

種から育てる場合は、9~10月に種まきをします。
育苗箱などに、種を重ならないようにまき、土を薄くかけます。
発芽し、本葉4~5枚になったら生育のよいものを育苗ポットに移植します。
4~5月になったら、本葉6~8枚に育った苗を鉢や花壇に植え付けます。

4.ネメシアの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
庭植えの場合は、極端に乾燥しない限り、水を与える必要はありません。

追肥

鉢植えの場合は、9月~10月および3月~6月の間に、薄めた液体肥料を2週間に1回施します。
庭植えの場合は、植え付け時に緩効性化成肥料を施すことで、追肥の必要はありません。

花がら摘み

咲き終わった花は、こまめに花がらを摘み取ります。
花が一通り咲き終わったら、草丈の半分程度の長さに切り戻します。切り戻すことによって、新芽の発生が促されます。

増やし方

ネメシアは、種まきと挿し木で増やすことができます。
種まきは、9~10月に種をまきます。
挿し木は、丈夫な茎を10~15cmの長さに切り、赤玉土に挿します。

植え替え

鉢植えは、宿根草のものは1年に1回、ひと回り大きな鉢に植え替えます。

5.ネメシアに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

主な病気に、灰色かび病があります。
湿気の多い環境で発生し、一度発生すると治療ができません。
風通しを良くして予防します。

主な害虫

主な害虫に、アブラムシとハダニがいます。
アブラムシは、葉や茎に寄生して株の栄養を吸い取ります。
数が少ないときはガムテープなどで取り除き、大量に発生したときは殺虫剤で駆除します。

ハダニは、成虫と幼虫が葉の裏に寄生して栄養を吸い取ります。
葉に被害症状が現れたら、薬剤を散布して駆除します。

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