ルドベキアの育て方

ルドベキア

1.ルドベキアの基本情報

ルドベキアについて見ていきましょう!

ルドベキアの基本情報
■科 目:キク科
■分 類:春まき一年草/耐寒性多年草
■学 名:Rudbeckia
■別 名:アラゲハンゴンソウ、マツカサギク
■花言葉:正義、公平、あなたを見つめる
■開花期:夏(5~9月)

ルドベキアの鉢植えや苗が買えるお店

ルドベキアを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!

2.ルドベキアの特徴

特徴

ルドベキアは、北アメリカ原産の草花で、ヒマワリを小さくしたような花を咲かせます。
一年草タイプと多年草タイプがありますが、日本では一年草として扱われています。
花色はオレンジ、黄などがあり、一重咲きや八重咲きなど園芸品種がたくさんあります。

夏の暑さに強く、やせ地や半日陰でも育つほど丈夫ですので、初心者にも育てやすい植物です。
なお、多年草の仲間のルドベキア・ラシニアタ(オオハンゴンソウ)は、特定外来生物に指定されて、栽培が禁止されています。

育て方のポイント

日当たりと水はけの良い場所で育てます。

3.ルドベキアの育て方

育て方

ルドベキアは、園芸店やホームセンターなどでポット苗を購入するか、庭や育苗箱などに種をまいて発芽させてから定植します。
ルドベキアは繁殖力が強いため、周囲の植物の生育を阻害しないように注意します。

庭植えの場合は、日当たりと水はけのよい場所を選びます。
用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけを良くして、元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込みます。
株間は、20~40cmほど空けて植え付けます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使用すると手軽です。
用土を自分で作る場合は、赤玉土小粒6、腐葉土4などの割合で配合し、緩効性化成肥料を混ぜ込みます。

種から育てる場合は、4月~5月が種まきの適期です。
種は、育苗箱やポットに厚まきにならないようにばらまきにします。
覆土をする必要はありません。
発芽後に間引きをして、本葉2~3枚の頃に育苗ポットに移植し、本葉5~6枚になったら鉢や花壇に植え付けます。

4.ルドベキアの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。
庭植えの場合は、水やりはほとんど必要ありません。

追肥

庭植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおくと、追肥の必要はありません。
鉢植えの場合は、生育期に緩効性化成肥料か液体肥料を定期的に施します。

花がら摘み

花が咲き終わったら、こまめに花茎のつけ根から切り取ります。
花がある程度咲き終わったら、半分くらいの高さで切り戻すと、わき芽が伸びてきて再び花を咲かせます。

増やし方

種まきで増やしますが、多年草の品種は、4月~5月に株分けで増やすこともできます。

植え替え

一年草タイプは、冬に枯れてしまうので、植え替えの必要はありません。
多年草タイプは、庭植えの場合は数年に1回、鉢植えの場合は毎年植え替えをします。

5.ルドベキアに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

主な病気に、うどんこ病が発生することがあります。
葉や茎がうどん粉をまぶしたように白くなり、放置すると光合成ができなくなって枯れてしまいます。日光が良く当たるようにし、風通しを良くして予防します。
病気が発生した場合は、感染拡大を防ぐため、発病した葉を取り除きます。

主な害虫

主な害虫として、ハモグリバエがいます。ハモグリバエの幼虫が葉を食害するため、葉に白い模様が現れます。
食害された葉を取り除き、被害が拡大しないようにします。

枯れる原因

水をやりすぎると根腐れを起こして、枯れることもあります。

ルドベキアの育て方を読んだあなたにおすすめの記事:

ルドベキア