１．スイートアリッサムの基本情報
スイートアリッサムについて見ていきましょう！
■分 類：秋まき一年草
■学 名：Lobularia maritima
■別 名：ニワナズナ
■花言葉：優美、美しさを越えた価値
■開花期：春（9～6月）
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２．スイートアリッサムの特徴
特徴
スイートアリッサムは、別名「ニワナズナ」と呼ばれています。
本来は多年草ですが、夏の暑さに弱いため、日本では一年草として扱われています。
花は、ほんのりと甘い香りがあり、赤や紫、ピンク、オレンジといった様々なカラーの小花を咲かせます。
開花期間が長く、丈夫で育てやすいことも特徴の一つです。
花が咲いた茎を切り戻すと、つぼみがたくさん出来て次々に花を楽しむことができます。
横に広がる性質を持つので、グランドカバーや、寄せ植えのわき役としても人気があります。
育て方のポイント
日当たりと水はけの良い場所で育てます。
鉢植えは、霜が当たらない風通しの良い場所で管理します。
庭植えは、株元にワラなどを敷いて霜よけ対策をします。
３．スイートアリッサムの育て方
スイートアリッサムの苗は、早春にポット苗が出回ります。
庭植えの場合は、土に腐葉土を入れて水はけを良くし、苦土石灰と緩効性化成肥料を混ぜ込みます。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を利用することできます。
自分で用土を作るときは、赤玉土小粒6、腐葉土4の割合で配合し、緩効性化成肥料と少量の苦土石灰を入れます。
アリッサムの苗は根が弱いので、根鉢は崩さずに植え付けます。
鉢植えの場合は、6号鉢（口径18㎝）に1株が目安です。
庭植えの場合は、株同士の間隔を20～25cm空けて植えます。
種から育てる場合、春に花を咲かせるときは9～10月が種まきの適期です。
育苗箱に種をばらまき、間引きをして本葉1～2枚になったら育苗ポットに移植します。
本葉4～5枚に育ったら花壇や鉢に植え替えます。
４．スイートアリッサムの手入れ
水やり
鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
庭植えは、土が極端に乾燥しているとき以外は、水やりの必要はありません。
追肥
植え付け時に、元肥として緩効性化成肥料を施しておきます。
花が咲いている期間が長いため、開花期間は液体肥料を2週間に1回程度施します。
花がら摘み
花をたくさん咲かせるので、花がら摘みをこまめに行います。
伸び過ぎた茎は、切り戻をして風通しを良くします。
増やし方
アリッサムは、種で増やすことができます。
植え替え
1年草扱いなので、植え替えの必要はありません。
５．スイートアリッサムに発生する病気と害虫
主な病気
主な病気には、菌核病があります。
多湿になると発生しやすいので、切り戻しを行って風通しを良くして予防します。
主な害虫
主な害虫に、アブラムシがいます。
春から夏にかけて発生し、茎や葉などに群生して生育を阻害します。
ウイルス病を媒介することもあるので、見つけたらすぐに殺虫剤などで駆除します。
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