1.ジギタリスの基本情報
ジギタリスについて見ていきましょう!
■分 類:耐寒性多年草
■学 名:Digitalis
■別 名:キツネノテブクロ
■花言葉:不誠実
■開花期:初夏(5~7月)
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2.ジギタリスの特徴
特徴
ジギタリスは、まっすぐに伸びた茎に、指サックのような形の花を咲かせます。
草丈は1~2m、花の長さは5~7㎝で、釣り鐘のような花を楽しむことができます。
ジギタリスは、強心剤の原料としても知られていますが、一般での使用は控えます。
また、葉には毒性がある植物ですので、注意します。
育て方のポイント
盛夏には半日蔭の場所でも枯れることがあるので、強い日差しと西日に気をつけます。
3.ジギタリスの育て方
ジギタリスは、日当たりと水はけ、風通しの良い場所を選んで育てます。
種まきは、5~6月または9~10月に行います。
育苗ポットに赤玉土を入れ、種をまきます。
光がないと発芽しないので、土をかけずに霧吹きで水を与えます。
間引きしながら育てて、本葉3~4枚の頃に小さな鉢に移し、翌年3~4月に花壇や大きい鉢に植え付けます。
庭植えの場合、掘り起こした庭土に腐葉土を混ぜ込み、緩効性化成肥料を入れます。
株間を50㎝ほど空けて植え付けます。
鉢植えの場合は、8号(口径24㎝)以上の大きな鉢を準備し、底に鉢底石を入れます。
用土を自分で作る場合は、赤玉土4、腐葉土3、川砂3の割合で配合し、緩効性化成肥料を混ぜます。
市販の草花用培養土も利用できます。
ジキタリスは、草丈が大きく成長しますので、支柱を立てて倒れないように管理します。
4.ジギタリスの手入れ
水やり
鉢植えは、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
過湿状態になると根腐れを起こすため、水のやりすぎに注意します。
庭植えの場合は、降雨のみで足りますが、乾燥が続いたときは水やりをします。
追肥
植え付け時に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおくと、追肥の必要はありません。
生育が悪いときは、様子を見ながら液体肥料を施します。
花がら摘み
枯れた花は、こまめに摘み取ります。放置しておくと、株の栄養が奪われてしまいます。
増やし方
ジギタリスは、種まき、挿し木、株分けで増やすことができます。
挿し木は、その年に新しく伸びた茎を5~10cmほど切り取り、赤玉土に挿します。
株分けは、大きく育った株の根を2~3つに分けます。
植え替え
鉢植えの場合は、根詰まりしてきたら一回り大きな鉢に植え替えます
5.ジギタリスに発生する病気と害虫
主な病気
病気の心配は、ほとんどありません。
主な害虫
主な害虫に、アブラムシがいます。
アブラムシは、茎や葉に群生して植物の養分を吸汁します。
大量に発生した場合は、早めに殺虫剤で駆除します。
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