ベニジウム(ベニジューム)の育て方

ベニジウム

1.ベニジウムの基本情報

ベニジウムについて見ていきましょう!

ベニジウムの基本情報
■科 目:キク科
■分 類:秋まき一年草
■学 名:Venidium fastuosum
■別 名:カンザキジャノメギク、ベニジューム
■花言葉:美は常に新しい、切なる喜び
■開花期:春(4~5月)

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2.ベニジウムの特徴

特徴

ベニジウムは、南アフリカ原産のキク科の一年草とされ、別名カンザキジャノメギク、ベニジュームとも呼ばれている植物です。
本来は宿根草ですが、暑さに弱いので、秋まき一年草として扱われています。

草丈は、高さ30~90cm程度まで育ち、花径が7cm前後の大きな花を美しく咲かせます。
花は、舌状花の基部に漆黒色の蛇の目模様があるのが特徴で、日中に開花し、暗くなると閉じる点も大きな特徴です。
草丈が高いことから、切り花としても利用されています。

育て方のポイント

耐寒性が低いので、冬は防寒対策を施し、水はけと日当たりの良い場所で育てます。

3.ベニジウムの育て方

育て方

庭植えの場合には、日当たりと水はけの良い場所を選びます。
弱アルカリ性を好むので、植え付けの2週間前までに苦土石灰まいておきます。
用土は、庭土に腐葉土を混ぜ込み、緩効性化成肥料を入れます。
株間は25〜30㎝で植え付けます。

種まきは、9月〜10月に育苗箱などにまきます。寒冷地では、春まきになります。
ばらまきにして、土を薄くかけて水やりをし、乾燥しないように管理します。
本葉3枚〜4枚になったら、鉢に定植するか、ポットに移植します。

鉢植えの場合には、日当たりと風通しの良い場所で育てます。
用土は、市販の草花用培養土を利用すると手軽です。
自分で作る場合は、赤玉土小粒5、バーミキュライト5の割合で配合し、緩効性化成肥料を入れます。
耐寒性が低いので、冬期は霜の当たらない軒下などで管理します。

4.ベニジウムの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水をあげます。
過剰な水やりは根腐れなどの原因となるので注意が必要です。
庭植えの場合は、水やりの必要はありません。

追肥

成育期間中に、化成肥料を月に1回程度施します。

花がら摘み

咲き終わった花を残しておくと株に負担がかかるので、花がら摘みを行います。

植え替え

一年草として毎年、種をまいて育てるため、植え替えの必要はありません。

5.ベニジウムに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

病気の心配はあまりありません。

主な害虫

主な害虫に、アブラムシがいます。
アブラムシが大量に発生した場合は、殺虫剤で駆除します。

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