１．ノボタンの基本情報
ノボタンについて見ていきましょう！
■分 類：半耐寒性常緑低木
■学 名：Tibouchina urvilleana
■別 名：シコンノボタン
■花言葉：自然、平静
■開花期：夏（5～10月）
ノボタンの鉢植えや苗が買えるお店
ノボタンを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう！
２．ノボタンの特徴
特徴
ノボタンは、ブラジル原産で強い耐暑性を持ち、紫紺色の美しい花を次々と咲かせるという特徴を持っています。
園芸店で出回っているノボタンは、本来「シコンノボタン」と呼ばれる品種です。
色違いの「コート・ダジュール」や、秋咲きの「リトルエンジェル」などの品種も人気があります。
開花時期は5月から10月ですので、長い期間花を楽しむことができます。
育て方のポイント
日当たりのよい場所で管理し、生育期は水切れに注意します。
３．ノボタンの育て方
ノボタンは、日当たりのよい場所を好みます。
一般的には鉢植えで育てますが、関東より南の暖かい地域では庭植えも可能です。
日当たりが悪いと花つきが悪くなり、つぼみが落ちてしまうこともあります。
耐寒性が弱いので、冬は鉢植えにして室内の日当たりの良い場所や軒下などで管理します。
春になると苗木を入手できますので、これを植え付けます。
ノボタンは耐寒性が弱いので、一般的には鉢植えで育てます。
苗の植え付け時期は、4月～6月が適期です。
庭植えの場合は、日当たりと水はけのよい場所を選びます。
用土は、植え穴を掘った土に腐葉土を2～3割ほど混ぜ込み、緩効性化成肥料を入れます。
植え付けが終わったら、たっぷり水やりします。
鉢植えの場合、用土は赤玉土小粒4、鹿沼土3、腐葉土3の割合で配合し、緩効性化成肥料を入れます。
苗木よりも二回りほど大きな鉢を用意し、植え付けます。
植え付けが終わったら、水をたっぷりとあげます。
鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
水切れを起こすと、つぼみを落としてしまうので気を付けます。
夏は水切れに注意し、冬は控えめに水やりをします。
４．ノボタンの手入れ
水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いてから水を与えます。
7月～8月の乾燥する日は、毎日水を与えます。
庭植えは、極端に乾燥しなければ水やりの必要はありません。
追肥
生育期間中は、緩効性化成肥料を置き肥するか、液体肥料を2週間に1回程度与えます。
切り戻し
花が一通り咲き終わったら、株元から10～15cmの位置で切り戻しを行います。
切り戻しを行うと、わき芽が伸びてきて花が咲かせます。
株が大きくなりすぎたときは、草丈を半分ほどまで切り戻すこともできます。
増やし方
4～6月に挿し木で増やすことができます。
枝を先端から10cmほどの位置で切り取り、赤玉土に挿します。
植え替え
鉢植えは、根詰まりを防ぐため1～2年に1回、一回り大きな鉢に植え替えます。
５．ノボタンに発生する病気と害虫
主な病気
病気は特に発生しません。
主な害虫
まれにアブラムシが発生することがあります。
大量に発生した場合は、殺虫剤で早めに駆除します。
ノボタンの育て方を読んだあなたにおすすめの記事：
