1.ニオイバンマツリの基本情報
ニオイバンマツリについて見ていきましょう!
■分 類:半耐寒性常緑低木
■学 名:Brunfelsia australis
■別 名:ブルンフェルシア
■花言葉:浮気な人
■開花期:夏(5~9月)
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2.ニオイバンマツリの特徴
特徴
ニオイバンマツリは、ブラジルやアルゼンチンを原産とするナス科の常緑低木です。
ジャスミンに似た香りを放つ熱帯花木で、花の色が紫から白へと変化していくことが特徴です。
ジャスミンとは全く別の植物ですが、次々に新しい花が咲き、1株で2色の花が咲いているように見えます。
ニオイバンマツリは、ガーデニング初心者にも育てやすい植物です。
育て方のポイント
鉢植えは、春から秋は日当たりの良い場所に置き、真夏は直射日光を避けて半日陰で育てます。
3.ニオイバンマツリの育て方
ニオイバンマツリは、4~6月に苗を植え付けます。
関東より南の地域では庭植えもできますが、鉢植えでの栽培が一般的です。
庭植えの場合は、日当たりがよく、土に湿り気がある場所を選びます。
用土は、腐葉土や堆肥を多めに混ぜ込んでおくと生育がよくなります。
冬の時期は、株元に敷きワラや腐葉土を施しておきます。
鉢植えの場合は、苗よりも一回り大きな鉢を準備します。
用土は、市販の草花用培養土を利用すると手軽です。
自分で用土を作る場合は、赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で配合します。
夏は直射日光を避けて、半日陰の場所に移動させます。
4.ニオイバンマツリの手入れ
水やり
鉢植えは、鉢土の表面が乾いてからたっぷりと水やりをします。
乾燥に弱いので、4月~9月頃までは毎日水やりをします。
庭植えの場合は、極端に乾燥しない限り水やりの必要はありません。
追肥
4~10月の生育期は、緩効性化成肥料を2ヶ月に1回施します。
花が咲く時期は、液体肥料を1週間に1回程度与えると花付きがよくなります。
剪定
樹形を整え大きさを保つために、伸びすぎた枝を短く切りそろえます。
剪定は、開花時期が終わった8月中に行うのが最適です。
時期が遅れると翌年の花つきに影響するため、早めに終わらせるようにします。
増やし方
4月~5月頃に、さし木で増やします。
枝を5㎝ほどに切って、バーミキュライトや鹿沼土などの用土にさします。
植え替え
鉢植えは、1~2年に1回、一回り大きな鉢に植え替えをして根詰まりを防ぎます。
5.ニオイバンマツリに発生する病気と害虫
主な病害虫
カイガラムシが発生して、枝や葉に黒ずみが現れる「すす病」になることがあります。
すす病にかかると、光合成ができず生育が悪くなってしまいます。
カイガラムシを見つけたら早めに歯ブラシ等でこすり取り、薬剤で駆除します。
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