シャスタデージーの育て方

シャスタデージー

1.シャスタデージーの基本情報

シャスタデージーについて見ていきましょう!

シャスタデージーの基本情報
■科 目:キク科
■分 類:耐寒性多年草
■学 名:Leucanthemum × superbum
■別 名:シャスタギク、シャスタデージー・レウカンセマム
■花言葉:万事忍耐、全てを耐え忍ぶ、忍耐
■開花期:初夏(5~6月)

シャスタデージーの鉢植えや苗が買えるお店

シャスタデージーを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!

2.シャスタデージーの特徴

特徴

シャスタデージーは、キク科の多年草で、フランスギクに日本のハマギクなどを交配してアメリカで作られた園芸品種です。
万年雪に覆われるカリフォルニア州のシャスタ山にちなんで、命名されたと言われています。
草丈は60~90㎝で、花形は一重、八重、丁字咲きがあります。
花はマーガレットに似ていて、花茎の先端に5~10cmの白い花を咲かせます。
寒さに非常に強い丈夫な植物で、花壇や鉢植えのほか、切り花としてもよく利用されています。

育て方のポイント

日当たりと水はけの良い場所が適しています。
鉢植え、庭植えとも、西日の当たらない場所で育てます。

3.シャスタデージーの育て方

育て方

シャスタデージーは、種まきをするか、購入した苗を植え付けます。
苗の植え付けは、3月~4月または9月~10月が適期です。

種から育てる場合は、春に種まきをしますが、暖地では秋まきもできます。
春まきは4~5月、秋まきは9月~10月に育苗ポットなどに種をまきます。
春まきの場合は翌年の春に、秋まきの場合は翌々年の春に開花します。

種は、重ならないようにバラまき、土を薄く被せて、日当たりの良い場所で管理します。
本葉2~3枚になったら育苗ポットに移植します。
真夏の暑い時期は、風通しの良い場所で管理し、秋に花壇や鉢に植え付けます。

庭植えの場合は、日当たりと水はけが良い場所を選びます。
庭土に堆肥や腐葉土を入れてよく混ぜ合わせ、緩効性化成肥料を施します。
株間は30~50cmあけて植え付けます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使用すると手軽です。
用土を自分で作る場合は、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1などの割合で配合し、緩効性化成肥料を混ぜ込みます。
夏の西日を嫌いますので、夏場は半日陰の場所に鉢を移動させます。

4.シャスタデージーの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげます。
夏場は乾燥しやすいので、水切れに注意します。
庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。

追肥

植え付け時に、緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んでおきます。
春と秋に、緩効性化成肥料を施します。

花がら摘み

花が終わったら、花茎を株元から切りとります。

増やし方

株分け、挿し芽、種まきで増やすことが出来ます。
株分けの適期は、3月~4月または9月~10月です。
掘り上げた株を、1株に2~3芽が付くように分けて植え付けます。

挿し芽の場合は、5月~7月が適期です。
茎を10㎝程度の長さに切り取り、下の葉を取り除いて水揚げをしてから用土に挿します。

植え替え

鉢植えの場合は、毎年、一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。
庭植えの場合は、2年1回、株分けを兼ねて植え替えをします。

5.シャスタデージーに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

病気の心配はほとんどありません。

主な害虫

主な害虫にアブラムシがいます。
アブラムシは、茎や葉に寄生し、植物の栄養を吸汁して株の生育を阻害します。
ウイルス病を媒介することもあるので、早めに殺虫剤で駆除します。

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