クフェアの育て方

クフェア

1.クフェアの基本情報

クフェアについて見ていきましょう!

クフェアの基本情報
■科 目:ミソハギ科
■分 類:半耐寒性・非耐寒性常緑小低木
■学 名:Cuphea
■別 名:メキシコハコヤナギ、ハナヤナギ、クサミソハギ
■花言葉:自由気まま、立派、せつない思い、見事
■開花期:夏(7~11月)

クフェアの鉢植えや苗が買えるお店

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2.クフェアの特徴

特徴

クフェアは、熱帯~亜熱帯アメリカ原産のミソハギ科の植物で、1・2年草、多年草、小低木など多くの種類があります。
主に流通している品種は、小低木のヒソッピフォリア種で、ほかにはイグネア種やミクロペタラ種などがあります。
別名で、メキシコハナヤナギ、ハナヤナギ、クサミソハギなどと呼ばれています。
品種によって花姿や花色が異なり、花色には、赤、紫、黄、白、ピンク、オレンジなどがあります。
クフェアは、鉢植えや花壇で楽しむことができ、生け垣などにも利用されています。

育て方のポイント

日当たりと水はけの良い場所で育て、多肥にならないようにします。

3.クフェアの育て方

育て方

クフェアは、日当たりを好む植物ですので、日当たりのよい場所で育てます。
半日陰の場所でも成長しますが、日に当てたほうが花芽を多くつけます。

クフェアは、春から初夏にかけて園芸店やホームセンターなどで出回るポット苗を購入して植え付けます。

庭植えの場合は、日当たりと水はけの良い場所を選びます。
用土は、庭土に堆肥や腐葉土などの有機質を混ぜ込んでおきます。
一般地では冬の寒さや霜に弱いため、10月中旬までに鉢植えに植え替えて、室内の明るい場所で育てます。

鉢植えの場合は、4号鉢(口径12cm)に1株が目安です。
用土は、市販の草花用培養土を利用すると手軽です。
自分で用土を作る場合は、赤玉土小粒7、腐葉土3などの割合で配合します。
苗が根付くまでは、しっかりと水を与え、日当たりのよい場所で管理します。

4.クフェアの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら2~3日経ってから水やりをします。
夏は乾燥しやすいので、毎日水やりをし、冬は乾かし気味にします。
庭植えの場合は、極度に乾燥しない限り水やりの必要はありません。

追肥

春から秋の成長期に、緩効性化成肥料の置き肥か、液体肥料を週に1回程度施します。

花がら摘み

花が咲き終わったら、こまめに花がら摘みをします。
枯れた枝や伸び過ぎた枝は、春の植え替え時に切り戻すと新しい枝が伸びてきます。

増やし方

さし木で増やすことができます。
4月~9月に、枝を5~7cmほどの長さに切って用土にさします。

植え替え

鉢植えは、1~2年に1回、一回り大きな鉢に植え替えをします。
根詰まりになると生育が衰え、花つきが悪くなりますので気を付けます。
庭植えの場合は、冬越しのため10月中旬までに鉢に植え替えて室内で管理します。

5.クフェアに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

主な病気には、灰色かび病があります。
灰色かび病は、カビが原因の病気で、梅雨の時期に発生しやすくなります。
葉に小さな灰色の斑点ができ、しだいに拡大して病斑部が腐ってしまいます。
発病した部分は、すみやかに切り取って拡大を防止します。
水のやり過ぎなどの多湿が原因ですので、風通しを良くして病気を予防します。

主な害虫

主な害虫には、アブラムシいます。
アブラムシは、茎や葉に寄生して、植物の栄養を吸汁して株の生育を阻害します。
ウイルス病を媒介することもあるので、早めに殺虫剤で駆除します。

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