コレオプシスの育て方

コレオプシス

1.コレオプシスの基本情報

コレオプシスについて見ていきましょう!

コレオプシスの基本情報
■科 目:キク科
■分 類:春・秋まき一年草/耐寒性多年草
■学 名:Coreopsis
■別 名:ハルシャギク、キンケイギク
■花言葉:愛の始まり、上機嫌
■開花期:夏(5~9月)

コレオプシスの鉢植えや苗が買えるお店

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2.コレオプシスの特徴

特徴

コレオプシスは、北アメリカや熱帯アフリカが原産で100種くらいの仲間があり、一年草と多年草(宿根草)があります。
一年草にはハルシャギク、キンケイギクがあり、宿根草にイトバハルシャギク、コレオプシスロゼアなどの品種があります。
コレオプシスと同じ仲間のオオキンケイギクは、特定外来生物のため栽培が禁止されています。
コレオプシスは草丈が20㎝~120㎝ほどで、花色は、黄、赤、ピンク、オレンジ、複色などがあり、コスモスに似た花を次々と咲かせて楽しませてくれます。

育て方のポイント

日当たりと水はけの良い場所で育てます。

3.コレオプシスの育て方

育て方

コレオプシスは、耐寒性や耐暑性もあり、生育旺盛で育てやすい植物です。
過湿を嫌いますが、日当たりと水はけがよければ丈夫に育ちます。

一年草の種類は、3月~4月または9月~10月に種をまいて育てます。
種まきは、育苗箱やポットに種をまいて育苗する方法と、花壇や鉢に直まきする方法があります。
育苗する場合は、本葉3~4枚の頃にポットに移植し、本葉7~8枚程度になったら花壇や鉢に植え付けます。
直まきの場合は、株間が20~30㎝になるように間引きをします。

庭植えの場合は、水はけがよく、直射日光がよく当たる場所を選びます。
水はけさえ良ければ、あまり土質は選びません
緩効性化成肥料を少量混ぜ込んでおくと、追肥はほとんど必要ありません。
耐寒温度は品種によって異なりますが、霜に弱い品種は霜よけを施すようにします。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を利用すると手軽です。
用土を自分で作る場合は、赤玉土小粒7、腐葉土3などの割合で配合し、少量の緩効性化成肥料を混ぜます。
鉢は、日当たりのよい場所に置いて管理します。

4.コレオプシスの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
水のやりすぎは、根腐れを起こすので注意します。
庭植えの場合は、自然の降雨のみで大丈夫です。

追肥

庭植えの場合は、緩効性化成肥料を少量混ぜ込んでおくと、追肥の必要はほとんどありません。
鉢植えの場合は、4月~6月と10月に緩効性化成肥料を月に1回程度、もしくは液体肥料を週に1回ほど与えます。

花がら摘み

咲き終わった花は、花径を切り取ります。
花が一段落した6月中旬から7月に切り戻しを行い、風通しを良くして蒸れを防ぎます。

増やし方

多年草タイプのものは、株分けで増やすことが出来ます。
株分けの適期は、3~4月と、9~10月頃です。

植え替え

一年草は、花を咲かせた後に枯れてしまうため、植え替えの必要はありません。
多年草は、1~2年に一度、株分けを兼ねて一回り大きな鉢に植え替えを行います。
庭植えの場合は、植え替えの必要はありません。

5.コレオプシスに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

主な病気には、灰色かび病があります。
灰色かび病は、カビが原因の病気で、梅雨の時期に発生しやすくなります。
葉に小さな灰色の病斑ができ、しだいに拡大して病斑部が腐ってしまいます。
発病した部分は、すみやかに切り取って拡大を防止します。
水のやり過ぎなどの多湿が原因ですので、風通しを良くして病気を予防します。

主な害虫

主な害虫に、アブラムシが発生することがあります。
アブラムシは、茎や葉に集団で寄生し、植物の栄養を吸汁して株の生育を阻害します。
ウイルス病を媒介することもあるので、早めに殺虫剤で駆除します。

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