エレムルスの育て方

エレムルス

1.エレムルスの基本情報

エレムルスについて見ていきましょう!

エレムルスの基本情報
■科 目:ユリ科
■分 類:耐寒性秋植え球根
■学 名:Eremurus
■別 名:デザートキャンドル
■花言葉:大きな希望
■開花期:初夏(5~7月)

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2.エレムルスの特徴

特徴

エレムルスは、長い花茎を伸ばして小さな花を密集させて咲く花です。
別名はデザートキャンドルで、白だけではなく、黄色やオレンジ、ピンク色と種類が豊富です。
1年を通して咲く多年草で、高さは1.5mと比較的高くなる特徴があります。
耐暑性は強くありませんので、花が咲き終わった後に葉が枯れて休眠に入ります。

育て方のポイント

夏以外は日当たりの良い所で育てるようにし、寒い時期は防寒対策を施します。

3.エレムルスの育て方

エレムルスは、日当たりと水はけのよい場所で育てます。
用土は、水はけの良い培養土を使い、通気性を良くするために川砂を混ぜます。

庭植えでは、秋に球根を植え付けますが、植え付け時以外に水を与える必要はありません。
加湿状態にならないように注意します。
耐寒温度は0℃くらいですから、冬越しも困難ではありません。

鉢植えの場合は、10号鉢(口径30㎝)に1個の球根を植え付けます。
太い根に栄養分が蓄えられていますので、折らないように注意します。
用土は、水はけがよい培養土や市販の「花と野菜の土」を使います。
やや乾燥気味で管理し、土の中が湿っている時は水やりを控えることが大切です。

植え付けが終わってから春までの期間は、液体タイプの肥料を定期的に与えます。
肥料の与え方としては、2週間に1回程度の頻度で与えます。

球根は、花後に掘り上げて、軒下などの風通しの良い場所につるして乾燥させます。
乾燥させた後は、10月の植え付け時期までバーミキュライトに埋めて保存します。

4.エレムルスの手入れ

水やり

水やり

庭植えは水やりの必要はありません。
鉢植えの場合は、土が中まで乾いている時だけ水を与えるようにします。

追肥

植え付けから春までの間は、2週間に1回程度の追肥が必要です。

花がら摘み

花がら摘みは必要ありません。

増やし方

増やし方としては、種をまく方法があります。
種は、花後にできることがありますので、保存しておきます。

植え替え

植え替えを行う際には、球根に小さい球根が付いていればそれを外して植え替えることができます。
極端に小さい球根の場合は、十分な栄養を得ることができずに弱ってしまうので注意が必要です。

季節の管理

寒さに強いですが、土が凍るような地域で育てる場合は、土の表面をシートで覆うマルチングを行います。
日当たりが悪くならないように、日中はシートをとって日に当てることが大切です。
夏は休眠しますが、放置しておくと湿ってしまうので、球根を掘り上げる必要があります。

5.エレムルスに発生する病気と害虫

主な病気と害虫

エレムルスは、病気や害虫の心配は特にありません。
植え付ける際に球根の根を傷めたり、加湿状態になると枯れる原因になります。
日当たりと水はけの良い場所で管理します。

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