オーニソガラムの育て方

オーニソガラム

1.オーニソガラムの基本情報

オーニソガラムについて見ていきましょう!

オーニソガラムの基本情報
■科 目:ヒアシンス科(ユリ科)
■分 類:耐寒性~半耐寒性秋植え球根
■学 名:Ornithogalum
■別 名:オオアマナ
■花言葉:潔白、純粋
■開花期:春(3~5月)

オーニソガラムの鉢植えや苗が買えるお店

オーニソガラムを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
花屋やネットで購入できます。

2.オーニソガラムの特徴

特徴

オーニソガラムは、寒さに強い丈夫な花で、毎年春に可憐な花を咲かせます。
中心の緑の花粉の周りに、星のような形をした小さい花が咲き、別名オオアマナ(大甘菜)と呼ばれています。
耐寒性はあり、繁殖力も高いので、しばしば野生で見かけることもあります。
球根を秋に植え付ければ春に開花し、夏の時期に枯れて休眠状態に入ります。

育て方のポイント

オーニソガラムは、風通しと日当たりの良い日なたで育てるようにします。
日当たりが悪いと花が咲かないこともありますので、生育中は日に当てるようにします。
梅雨の時期は多湿になりやすいので、水はけに注意します。

3.オーニソガラムの育て方

庭植えで鉢植えでも問題はありませんが、風通しの良い場所で育てるようにします。
球根の植え付け適期は、10~11月です。
植え付ける際には、水はけの良い砂質の土に、深さ5㎝、間隔7~10㎝程度に植え付けます。

用土は、球根用培養土で大丈夫です。自分で用土を作る場合は、赤玉土5:腐葉土3:川砂2の割合で配合します。

休眠時期に入ると葉が枯れてしまいますが、葉は球根に栄養を蓄えるために必要です。
枯れはじめてもしばらく放っておき、6月頃に球根を掘り上げて涼しい場所で保管します。
秋にまた植え付けをするのがおすすめです。

庭植えの場合、耐寒性のある品種はそのままでも越冬できます。
半耐寒性の品種は、ビニールトンネルなどで防寒対策を施さなければ越冬することは難しいです。

4.オーニソガラムの手入れ

水やり

水やり

乾燥した環境が適していますので、水をやりすぎないように注意します。
水を多く与えると枯れてしまうことがありますので、土の表面が完全に乾いたときに水を与えるようにします。
なお、6~10月は休眠期ですので、水やりの必要はありません。

追肥

球根植物は、球根の中に養分を蓄える性質を持っていますので、庭植えでは肥料はあまり必要としません。
鉢植えの場合は、緩効性の肥料か液体肥料を与えます。

花がら摘み

花がらを残しておくと、種作りに栄養がまわってしまうので、種子を取る必要がなければ花茎ごと切り落とすようにします。
葉は球根に栄養を蓄える働きがあるため、花後も自然に枯れてくるまでそのままにしておきます。
6月頃に葉が枯れたら、鉢植えのものは球根を掘り上げます。

増やし方

分球、種まきで増やすことができます。
分球は、6月頃に球根を掘り上げ、球根にできた小さな球根を切り取って涼しい場所で保管し、秋に植え付けます。

植え替え

庭植えでは、球根が混み合ってくるまでは、植え替えなくても成長します。
鉢植えの場合は、根詰まりの原因になるので6月頃に球根を掘り上げます。
植え替えの時期は、10月が適しています。

5.オーニソガラムに発生する病気と害虫

主な病気

生命力が強い植物ですので、病気の心配はさほどありません。

主な害虫

アブラムシが、花弁の裏や蕾の周囲などに発生することがあります。
大量に発生した場合は、早めに殺虫剤で駆除します。

オーニソガラムの育て方を読んだあなたにおすすめの記事:

オーニソガラム