1.オオベンケイソウの基本情報
オオベンケイソウについて見ていきましょう!
■分 類:耐寒性多年草
■学 名:Hylotelephium spectabile
■別 名:イキグサ
■花言葉:平穏無事
■開花期:秋(8~10月)
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2.オオベンケイソウの特徴
特徴
オオベンケイソウは、中国東北部から朝鮮半島が原産の植物です。
ベンケイソウより大きく、弁慶の名が付いたほど丈夫な植物で、別名イキグサと呼ばれることもあります。
高さ30~50㎝になり、3枚の葉が茎を取り囲んでつきます。
星型で紅紫色の小さな花が集まって、大きな半球状の花房をつけます。
育て方のポイント
梅雨時の蒸れは苦手なので、雨が直接当たらないようにします。
日当たりと水はけの良い場所で育て、鉢植えは日なたで乾燥気味に育てます。
3.オオベンケイソウの育て方
オオベンケイソウは、日当たりの良い乾燥した場所でないと成長しません。
鉢植えでも庭植えでも育てることが出来ますが、鉢植えの方が簡単です。
鉢植えは、日当たりの良いところに置いて育てることが大切です。
鉢植えの場合は、9月頃に販売される開花株を購入することができます。
鉢植えは、6号鉢(口径18㎝)に1株が目安です。
用土は、自分で作る場合は、赤玉土7、腐葉土3の割合で配合します。
市販の多肉植物用の培養土でもかまいせん。
鉢植えは、2年に1回を目安に植え替える必要があります。
その際には、古い土を3分の1ほど落として植え替えをします。
同じ大きさの鉢を使うときは株分けをするか、古い土を多く落とす必要があります。
庭植えの場合は、日当たりと水はけのよいところに株間を30~40㎝開けて蒸れないように植え付けます。
庭植えの場合は、水はけが悪くなりやすいので、水のやりすぎに気を付けます。
梅雨時期に過湿に注意し、あまり雨に当たらない場所で育てることも大切です。
4.オオベンケイソウの手入れ
水やり
オオベンケイソウは乾燥に強い植物ですので、水やりを頻繁に行う必要はありません。
鉢植えでは、鉢土の表面が乾いたら水を与えます。
追肥
それほどたくさんの肥料を必要とする植物ではありません。
夏の時期にも肥料が残っていると、高温多湿で腐りやすくなります。
鉢植えの場合は、4月~6月に緩効性化成肥料または液体肥料を与えます。
花がら摘み
花が咲き終わった後は、地上部が霜に当たって枯れてしまいます。
景観を損なうようでしたら、葉を残して切り取ります。
増やし方
株分けで簡単に増やすことができます。
植え替え
鉢植えは2年に1回、株分けを兼ねて3~5月に植え替えをします。
古い土を3分の1ほど落として、一回り大きい鉢に植え替えます。
5.オオベンケイソウに発生する病気と害虫
主な病気
主な病気として、灰色かび病があります。
咲き終わった花がらや落ち葉に発生する病気です。
花がらをしっかりと取り除くことで、病気を予防することができます。
主な害虫
暖地では、メイガの幼虫の食害に注意します。
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