モミジアオイの育て方

モミジアオイ

1.モミジアオイの基本情報

モミジアオイについて見ていきましょう!

モミジアオイの基本情報
■科 目:アオイ科
■分 類:耐寒性多年草
■学 名:Hibiscus coccineus
■別 名:コウショッキ(紅蜀葵)
■花言葉:温和
■開花期:夏(8~9月)

モミジアオイの鉢植えや苗が買えるお店

モミジアオイを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!

2.モミジアオイの特徴

特徴

モミジアオイは、北アメリカ原産のアオイ科の多年草で、耐暑性もあり、高さは2mに達します。
別名でコウショッキ(紅蜀葵)とも呼ばれ、アメリカフヨウに似た赤色の大きな花を咲かせます。
葉はモミジ状の切れ込みがあり、白やピンクの花を咲かせるものもあります。
花は、朝開いて夕方閉じる一日花で、毎日新しい花を咲かせることも特徴の一つです。

育て方のポイント

日当たりと水はけの良い場所で育てます。
庭植えで凍結の心配がある場合は、腐葉土や敷きワラを施します。

3.モミジアオイの育て方

育て方

モミジアオイは、大型の草花のため庭植えが適していますが、鉢植えで育てることもできます。
苗は、園芸店やホームセンターなどで3月下旬頃から流通します。
種まきをすることも可能ですが、硬い種にキズを付ける作業が必要ですので、苗を購入して植え付けると簡単です。

庭植えの場合は、日当たりの良い場所が適しています。
用土は、堆肥や腐葉土をすき込み、緩効性化成肥料を施します。
土が凍らなければ春に芽を出しますので、冬季は敷きワラなどでマルチングをして凍結防止を施します。

鉢植えの場合は、10号鉢(口径30㎝)以上の鉢が適しています。
用土は、市販の草花用培養土を利用すると手軽です。
自分で用土を作る場合は、赤玉土7、腐葉土3の割合で配合し、緩効性化成肥料を施します。
冬場は屋内に鉢を取り込んで管理します。

4.モミジアオイの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
夏場は、朝と夕方の2回に分けて水やりをします。
庭植えの場合は、極度に乾燥しない限り水やりの必要はありません。

追肥

庭植えの場合は、緩効性化成肥料を月に1回施します。
鉢植えの場合は、緩効性化成肥料の置き肥か、液体肥料を週に1回程度施します。

花がら摘み

種を採取しない場合は、早目に花がらを摘み取ります。

増やし方

株分けで増やすことができます。適期は、3月下旬~5月中旬です。
植え替えの際に、根をハサミで切って株分けします。

植え替え

鉢植えの場合は、1年に1回、一回り大きな鉢に植え替えます。
庭植えの場合も、5年に一度は植え替えをします。

5.モミジアオイに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病害虫

病害虫の発生は、ほとんどありません。

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