マリーゴールドの育て方

マリーゴールド

1.マリーゴールドの基本情報

マリーゴールドについて見ていきましょう!

マリーゴールドの基本情報
■科 目:キク科
■分 類:春まき一年草
■学 名:Tagetes
■別 名:センジュギク、マンジュギク、クジャクソウ
■花言葉:予言、健康
■開花期:夏(5~11月)

マリーゴールドの鉢植えや苗が買えるお店

マリーゴールドアを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!

2.マリーゴールドの特徴

特徴

マリーゴールドは、メキシコ原産の春まき一年草で、別名でセンジュギク、マンジュギクと呼ばれています。
花の美しさをクジャクに見立て、クジャクソウとも呼ばれています
マリーゴールドには、大きく分けて3つの品種があり、小型のフレンチ種、大型のアフリカン種、両者の交配種があります。
草丈は20~50㎝程度で、花色は、黄、オレンジ、赤、複色などがあります。
ガーデニングや寄せ植えでも使用されることが多く、春から秋にかけて長く花を咲かせて楽しませてくれます。
特有のにおいがあることから、コンパニオンプランツとしても用いられ、根に付く病害虫の発生を抑える効果があります。

育て方のポイント

日当たりと水はけの良い場所で育てます。

3.マリーゴールドの育て方

育て方

マリーゴールドは、市販のポット苗や育苗した苗を植え付けます。
春にタネをまいて育てることもできます。

庭植えの場合は、日当たりと風通しが良く、水はけのよい場所を選びます。
掘りあげた庭土に堆肥や腐葉土を3割ほどすき込み、化成肥料を混ぜてよく耕して1週間ほど寝かせます。
苗を植え付ける際は、株間を20~30㎝空けます。

鉢植えの場合は、4号鉢(口径12㎝)に1株を目安にします。
用土は、市販の草花用培養土を利用すると手軽です。
用土を自分で作る場合は、赤玉土7、腐葉土3などの割合で配合し、化成肥料を少し混ぜて1週間ほど寝かせておきます。

種から育てる場合は、3〜5月の時期に、よく晴れた日の午前中に種まきをします。
種は、育苗箱やポットなどに、すじまきか、ばらまきにします。
5~6日で発芽しますので、日当たりと風通しのよい場所に置き、本葉2~3枚の頃にポットに移植します。
本葉が5〜6枚に育ったら、花壇や鉢に植え付けます。

4.マリーゴールドの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
庭植えの場合は、極度に乾燥しない限り水やりは不要です。
マリーゴールドは過湿が苦手なので、乾燥気味に育てるのがポイントです。

追肥

庭植えの場合は、植え付け時に堆肥や腐葉土などを混ぜておくと、追肥を施す必要はありません。
鉢植えの場合は、4~10月の成長期に、薄めた液体肥料を月に2~3回与えます。

花がら摘み

花が咲き終わったら、こまめに花がらを摘みとります。
小型のフレンチ種は、夏に半分くらい切り戻して肥料を施すと、秋にまた花が咲きます。

増やし方

さし芽や、種まきで増やすことができます。

植え替え

マリーゴールドは一年草なので、植え替えの必要はありません。

5.マリーゴールドに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

長雨や多湿環境では、葉や花にカビが発生する灰色かび病が出やすいので、風通しをよくしておきます。

主な害虫

主な害虫に、アブラムシやハダニがいます。
アブラムシは、茎や葉に寄生し、植物の栄養を吸汁して生育を阻害します。
ウイルス病を媒介することもあるので、早めに殺虫剤で駆除します。

ハダニは、高温乾燥時に発生する害虫です。水やりのときに、葉の裏に霧吹きで水を吹きかけると防除することができます。
発生したときは、早めに殺虫剤で駆除します。

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