デージーの育て方

デージー

1.デージーの基本情報

デージーについて見ていきましょう!

デージーの基本情報
■科 目:キク科
■分 類:秋まき一年草
■学 名:Bellis perennis
■別 名:ヒナギク、エンメイギク、チョウメイギク
■花言葉:純潔、美人、平和、希望、無邪気
■開花期:春(12~6月)

デージーの鉢植えや苗が買えるお店

デージーを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!

2.デージーの特徴

特徴

デージーは、ヨーロッパ原産のキク科ヒナギク属の草花で、別名でヒナギクと呼ばれています。また、生命力の強さから、エンメイギクやチョウメイギクとも呼ばれています。
本来は多年草の植物ですが、日本では夏越しが難しいため一年草として扱われています。
開花時期は12月から6月頃で、一重咲きや八重咲きがあり、白、赤、ピンク、複色などの花を長く楽しむことができます。
ガーデニングの初心者でも簡単に育てることができます。

育て方のポイント

日当たりと風通しのよい場所で育てます。
生育が旺盛ですので、水切れを起こさないようにします。

3.デージーの育て方

育て方

デージーは、日当たりと風通しの良い場所で育てます。
夏に枯れる一年草ですので、秋から出回るポット苗を購入して植え付ける方法が簡単です。
種まきから育てることもできます。

苗の植え付け適期は、9月~10月です。
苗の入手が遅くなった場合は、ポットのまま冬越しさせて春に植え付けても大丈夫です。
苗の根はいじらずに、そのまま植え付けます。

庭植えの場合は、日当たりと水はけがよい場所を選びます。
植え付ける前に、庭土に腐葉土と苦土石灰を混ぜ込み、緩効性化成肥料を施します。
耐寒性はあるほうですが、冬の間は株元に霜よけを施しておくと安心です。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を利用すると手軽です。
自分で用土を作る場合は、赤玉土小粒6、腐葉土4などの割合で配合し、緩効性化成肥料を施します。
鉢は、4号鉢(口径12㎝)に1株を植え付け、北風が当たらない日当たりのよい場所で管理します。

種まきから育てる場合は、8月下旬~9月に種をまきます。
セルトレーなどに用土を入れて、種が重ならないようにばらまきにします。
覆土はしません。種は細かいので霧吹きで水やりをして土が乾かないように管理します。
1週間ほどで発芽しますので、本葉が3~4枚になったら、ポットに1株ずつ移植して苗を大きく育てます。

4.デージーの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。
冬の期間中も水切れに注意し、晴天が続く時は3~4日に1回は水やりします。
庭植えの場合は、極端に乾燥しない限りほとんど必要ありません。

追肥

植え付け時に、緩効性化成肥料を施します。
その後は、夏冬を除く開花期間中に液体肥料を月に2~3回、施します。

花がら摘み

花が終わったら、花茎のつけ根から花がらを切り取ります。
古い葉や黄色くなった葉も摘み取ると、風通しがよくなり病気の予防にもなります。

増やし方

毎年、種をまいて育てます。

植え替え

一年草のため、植え替えの必要はありません。

5.デージーに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

主な病気に、菌核病が発生することがあります。
カビが原因の病気で、茎が水に浸されたようになり、軟化して枯れてしまいます。
発病した株は、撤去処分します。風通しをよくして、窒素肥料の与え過ぎに気を付けます。

主な害虫

春先になると、アブラムシが発生しやすくなります。
アブラムシは、茎や葉に寄生し、植物の栄養を吸汁して株の生育を阻害します。
ウイルス病を媒介することもあるので、早めに殺虫剤で駆除します。

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