オシロイバナの育て方

オシロイバナ

1.オシロイバナの基本情報

オシロイバナについて見ていきましょう!

オシロイバナの基本情報
■科 目:オシロイバナ科
■分 類:非耐寒性春まき1年草
■学 名:Mirabilis jalapa
■別 名:ユウゲショウ、フォーオクロック
■花言葉:臆病
■開花期:夏(7~10月)

オシロイバナの鉢植えや苗が買えるお店

オシロイバナを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
花屋やネットで購入できます。

2.オシロイバナの特徴

特徴

オシロイバナは、種の中におしろいのような白い粉が入っていることから名前がついたとされています。
別名をユウゲショウ(夕化粧)、フォーオクロック(4時)と呼ばれています。
夕方4時頃から香りの良い花を咲かせ、翌朝まで咲きます。
秋に実る黒い種から種をまくことができ、1年草として扱われます。
丈夫で繁殖力が強いことから、公園や路地などでよく見かけます。

育て方のポイント

日当たりと風通しの良い場所で育てるようにします。
種まきは、4月~5月に気温が十分に上がってから行います。

3.オシロイバナの育て方

オシロイバナは、丈夫で栽培しやすい花です。
日当たりと風通しの良い場所で育てると、花つきも良く花色も鮮やかになります。
草丈が大きくなるため、周りの草花の日射しを遮ってしまうこともあるので、植え付け場所に注意します。

オシロイバナは、種から簡単に育てられます。
4月下旬~5月に種を用意し、ポットに土を入れて種を2~3粒まいて土を薄く被せます。
発芽したら間引きを行い、本葉2~3枚に育ったら新しい鉢に植え替えます。
種まきから始めることができますが、市販のポット苗を利用すると便利です。

用土は選ばないので、一般の草花用培養土を利用できます。
肥料はほとんど必要なく育てられます。

庭植えの場合は、堆肥や緩効性の肥料などを混ぜておくと、追肥の必要はありません。
植え付け時に水やりをしておけば、活着後は水やりの必要はありません。
水を与えすぎると根腐れをおこすので注意が必要です。

鉢植えの場合は、一般の草花用培養土を使用するか、赤玉土と腐葉土を配合します。
自分で配合する場合は、赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で混ぜた土を用います。

鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
土が湿っていと生育が悪くなり、花色が鈍くなるので水のやり過ぎに気をつけます。

4.オシロイバナの手入れ

水やり

水やり

鉢植えでは、春から秋までの生育中は、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
夏場は乾燥で葉がしおれやすくなるので、1日1回たっぷりと水やりをします。

庭植えは、水やりの必要はありません。
冬の時期は、乾燥状態にして水やりを控えます。

追肥

庭植えでは、元肥があれば追肥は不要です。
鉢植えは、月1回置き肥をするか、液体肥料を施すと花数が多くなります。

花がら摘み

咲き終わった花が勝手に落下するため、花がら摘みの必要はありません。
落ちた花びらは、灰色かび病の原因になるので除去するようにします。

増やし方

オシロイバナは、種をまいて増やします。
根を傷めてしまうと根付きにくいので、直まきをして間引きながら育てます。

植え替え

庭植えは、植え替える必要はありません。
鉢植えの場合は、2~3年に1回新しい用土で植え直します。
植え替えの場合は、根を傷つけないように注意します。

5.オシロイバナに発生する病気と害虫

主な病気

病気は、ほとんど発生しません。

主な害虫

アブラムシやナメクジが発生して、葉やつぼみを食害されることがあります。
アブラムシは、新芽や茎葉に寄生して吸汁するため、株の生育を弱らせます。
春から秋に発生するので見つけ次第駆除します。
大量に発生した場合は、殺虫剤で処理します。

ナメクジは、葉などを食害します。
土の中にいることが多いため、食害された後を追跡して捕殺します。

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