チオノドクサの育て方

チオノドクサ

1.チオノドクサの基本情報

チオノドクサについて見ていきましょう!

チオノドクサの基本情報
■科 目:ユリ(キジカクシ)科
■分 類:秋植え球根
■学 名:Chionodoxa
■別 名:ユキゲユリ
■花言葉:栄光、仲間思い
■開花期:早春(3月)

チオノドクサの鉢植えや苗が買えるお店

チオノドクサを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!

2.チオノドクサの特徴

特徴

チオノドクサは、ユリ科(APG分類:キジカクシ科)の秋植え球根植物であり、別名ユキゲユリ(雪解百合)と呼ばれています。
チオノドクサは、ギリシア語で「雪の栄光」という意味で、雪解けの高山で咲いていることから名前がついたとも言われています。
早春、細長い葉の間から約15㎝の花茎を出し、星形の青紫色の花を咲かせます。

育て方のポイント

高山植物ですので、暑さに弱い性質があります。
鉢植えは、夏の暑さと過湿を嫌うので、風通しのよい場所で管理します。

3.チオノドクサの育て方

育て方

チオノドクサは高山植物ですので、日当たりと水はけのよい場所を好みます。
球根の植え付けは、10月~11月に行います。

庭植えの場合は、落葉樹の下や、夏に強い日差しが当たらない場所が適しています。
用土は、庭土に腐葉土などを混ぜて植え付けます。
球根を植える深さは5~6cmにし、株間は5㎝くらい空けます。
庭植えの場合は、やせ地でない限り特に肥料を与えなくてもかまいません。

鉢植えの場合は、4号鉢(口径12㎝)に3~5球を目安に植えます。
用土は、市販の草花用培養土を利用できます。
用土を自分で作る場合は、赤玉土小粒5、腐葉土3、パーライト2の割合で配合します。
元肥に緩効性化成肥料を施し、球根は2~3㎝の深さに植えます。
冬の期間も水やりをしますが、肥料は与える必要がありません。
2月中旬までは戸外に出して、寒さに当てます。

4.チオノドクサの手入れ

水やり

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えます。
水のやりすぎは、球根が腐る原因になりますので注意します。
葉が枯れて休眠期に入ったら、秋に涼しくなるまで水やりの必要はありません。
庭植えの場合は、極端に乾燥しない限り水やりの必要はありません。

追肥

植え付け時の元肥で十分ですので、追肥の必要はありません。

花がら摘み

花が終わったら、茎は残して花の部分だけを摘み取ります。

増やし方

分球で増やすことができます。
種まきもできますが、開花まで3~4年ほどかかります。

植え替え

鉢植えは、1~2年に1回、秋に植え替えをします。

5.チオノドクサに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病気

チオノドクサは、病気の心配はありません。

主な害虫

主な害虫に、アブラムシがいます。
アブラムシは、新芽や葉の裏に寄生して、植物の栄養を吸汁します。
大量に発生した場合は、殺虫剤で駆除します。

チオノドクサの育て方を読んだあなたにおすすめの記事:

チオノドクサ