ワレモコウの育て方

ワレモコウ

1.ワレモコウの基本情報

ワレモコウについて見ていきましょう!

ワレモコウの基本情報
■科 目:バラ科
■分 類:耐寒性多年草
■学 名:Sanguisorba
■別 名:ノコギリギク
■花言葉:移り行く日々、変化
■開花期:秋(7~10月)

ワレモコウの鉢植えや苗が買えるお店

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花屋やネットで購入できます。

2.ワレモコウの特徴

特徴

ワレモコウは、日当たりのよい草原で見られる多年草です。
細い茎の先に暗紅色の卵型の花穂を付けます。
花穂は2㎜ほどの小さな花が集まったもので、秋の訪れを感じさせる花です。
地上に出ている部分は冬に枯れてしまいますが、翌春に茎が成長してきます。
開花時期が7月~10月ですので、長く楽しむことができます。

育て方のポイント

日当たりと水はけの良い場所で育てます。
夏の時期は乾燥に弱いので、株元にバークチップなどを敷いて乾燥を防ぎます。
日照不足では花が咲かないことがあるので、日当たりのよい場所で管理します。

3.ワレモコウの育て方

育て方

ワレモコウは、やせ地でも良く育ちますが、乾燥が苦手ですので注意します。
庭植えの場合は、日当たりの良い場所に植え付けます。

ワレモコウは山野草の植物ですので、肥料を施す必要はありません。
根茎が伸びて増えていくので、株間を30㎝以上空けるようにします。
庭植えは、3~5年に1回、株分けをして植え替えます。

鉢植えの場合は、用土は赤玉土小粒3、鹿沼土3、腐葉土3の割合で配合します。
市販の草花用培養土も利用できます。
鉢植えは、毎年2月~3月に植え替えをします。

ワレモコウは種ができやすいので、秋に採種することができます。
発芽率もよいので翌年の2月~3月に種をまくと芽が出てきます。
種をまいた1年目は花が咲かないこともありますが、2年目になると草丈も大きくなり花を咲かせます。

4.ワレモコウの手入れ

水やり

水やり

庭植えの場合、水やりの必要はありません。夏に乾燥した時期が続いた場合は、たっぷり与えます。
鉢植えは、水切れしないようにします。夏は乾燥しやすいので1日に1~2回与えます。

追肥

鉢植えは、草花用の肥料を少量施します。庭植えの場合は必要ありません。

花がら摘み

6月頃に、3分の1ほど刈り込むと枝が増えて花を咲かせます。
枯れた花は取り除くようにします。

増やし方

ワレモコウは種まきと株分けで増やします。
種まきは、秋に採取した種を翌年の2~3月にまくと芽が出てきます。
株分けは、2月下旬~3月に株を取り出して、2~3株に分けて植え付けます。

植え替え

鉢植えは、毎年2月~3月に植え替えます。
庭植えは、3~5年に1回、株分けと植え直しを行います。

5.ワレモコウに発生する病気と害虫

病気と害虫

主な病害虫

ワレモコウはやせ地でも育つ強健な植物ですので、病害虫の心配はあまりありません。
ハダニが付いたときは、霧吹きで水を吹きかけるか、殺虫剤で駆除します。

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